2月になりましたね
今月はバレンタインデーもありますね
いかがお過ごしでしょうか?
今年のバレンタインも「チョコ」に感謝の気持ちをのせて贈りたいと思っています。
普段照れくさくて言えない言葉の代わりに、ほんの少しの「気持ち」を伝えるチャンスかもしれませんね。
§§
あなたの考えを肯定的なものにしなさい
あなたの言葉を肯定的なものにしなさい
あなたの行動を肯定的ななものにしなさい
あなたの習慣を肯定的なものにしなさい
そうすると
あなたの人格が肯定的になり
あなたの人生そのものがYESとなる
(ガンジーの言葉)
§§
第45回 YESの人生とNOの人生
あなたは否定的な人ですか?
それとも肯定的な人ですか?
あなたの自己肯定は高いですか?
それとも自己肯定感は低いですか?
§§
自己否定とは
文字通り、自己を否定(NO)します。
自己肯定は、自己を肯定(OK)してます。
自己肯定は他人があなたに「NO」を言っても
自分で「OK」だと肯定することが出来ます。
自分自身の存在に「YES」という感覚です。
「自己に対する満足度」についての結果
(先進7カ国調査表)
自己肯定が最下位となっています。
自分を大切にする(愛する)ということ
あなたは愛することをしていますか?
もし、あなたが思う「愛」が違っても
愛することを
続けますか?
やめますか?
「大切な人、自己を否定(NO)し続けたいですか?」
あなたの子供があなたにひどいことを言いました。
あなたは子供を愛するのを止めますか?
あなたは子供が他人に迷惑をかけました。
あなたはとても残念に思います。
その理由から、あなたは愛するのを止めますか?
自分の子供が他の子より劣っているから
背が低いから
成績が悪かいから
可愛くないから
愛するのをやめますか?
恐らく愛し続けると思います。
子供の個性をありのまま受け入れたり
個性として捉えたり
応援し、
より良い状態を望むでしょう?
☆
他の子より成績は悪いが、友達に人気がある。
親のいう事は聞かないが、自分が決めたことをやり抜く力がある。
など、
マイナスもあれば、
プラスもあり、
片面だけを見ていくのではなく
それぞれの面が大切に関わっているのです。
そして、
自己肯定とは
それを自分自身に行うということです。
「私は人見知りするが、人一倍観察力はある」
「私は頑固だが、一度決めたことはやり遂げる」など
自分のマイナスな部分も、
プラスな部分も両方受け止めている状態です。
自分以下でも以上でもなく、
ありのままの存在を認めているのです。
この状態を受け入れていることで
他人のことも受け入れることが可能になり
人間関係も整い円滑になっていきます。
§§
人の思考は一日は6万回以上という研究結果があります。
人は1秒間に1つ思考すると考えられています。
そしてそれらの多くは
「身を守る思考」や
「危険を回避」、
「安全の確認」を優先しているので
一般的には
疑いや不安が多いようです。
「自分を大切に想っているからこそ」の考えなのです。
§§
自己肯定感が低い人の特徴として
・ネガティブな言葉を使うことが多い
・誰かと一緒でないと行動出来ない
(不安感)
・周りに流されてしまう
(意見が言えない)
・仮面をかぶる
(正直な気持ちを言わない)
・人間関係を避ける
・誰かに話を聞いて欲しい
(同調・同意が欲しい)
・正しいか間違いかにこだわる
・強い人、有名人などに執着する
・常に不安感がある
・人が信用できない
・存在価値が低い
・周りに敏感に反応しがち
・完璧主義
・いつのまにか自己嫌悪
(一人になると自己嫌悪に陥る)
・自分の意見、考えに自信や興味がない
(あくまでも人の意見や考えに振り回される)
§§
「三つ子の魂100まで」
「三つ子の魂100まで」という意味、ご存じだと思います。
三つ子とは三才の子を指します。
(いわゆる物心がつき始める幼子のこと)
「幼い時に体得した考えや性格は、一生変わることがない。」
ネットで調べるこのように記されています。
自己肯定感は、
心理学では
幼い時の環境でつくられると定義しているものもあります。
3歳までの子供に親がどのように
関わったか?
対応したか?が
大きく関わっていることが報告されています。
しかしながら
「もう遅い」と
諦める必要はありません。
肯定感は
後天的に身に付けられるのです。
§§
偏らない考え方、バランスが大切
自己否定感と自己肯定感
人は、物事や状況により、
自分自身を肯定出来ることもあれば
自分を否定してしまうこともあると思います。
自己否定感が「癖」になってしまうと、
ちょっと残念な生き方となってしまう恐れがあります。
考え方のパターンを
いきなり自己肯定感に転換するは難しいと
思うかもしれませんが、
実はやり方を知れば、
比較的短期間で、
肯定的思考に変化出来ます。
★★
否定感情から肯定感へ促す手段
1・環境を変える。
批判や非難がない安心の場を見つける、
リラックスできる空間で過ごす時間を増やす
2・一緒にいる人を変える。
自分が尊敬する人や安心できる人との時間を増やす
威圧感を感じる人から距離を置くこと。
3・言葉を変える。
否定的な言葉ではなく、肯定的な言葉を使用していく。
(注意点は 肯定感をあげようと意識が向きすぎると逆にネガテイブになりやすくなります。なので、まず、書く事からお勧めしています)
4・客観視する力を培う。
自分の思いを苦しいこと、辛いことを紙に書いていく。
(今月のおすすめ本参照)
5・瞑想する。ぼーっとする時間を過ごす。
(リラックスする時間を決める)
6・小さな成功体験を積み重ねる。
(コーチ・カウンセラーを付ける)
7・承認してくれる人を持つ。
§§
4人の妻を持つ長者
一人目の妻は最も愛する女性、
どこへ行くにも一緒、彼女が欲する着る物、食べる物を与えた。
二人目の妻は他の者と競い合い、
知恵を出した末に手に入れることの出来た女性、
外出する時も細心の注意を払い、
時には鍵のかかる部屋に入れたり、
見張りまで立てる程に愛した。
三人目の妻は沢山のお金をかけ、
時間をかけ面倒を見た女性、
嬉しい時には喜び、
悲しい時には慰め、
励まし合う仲であった。
四人目の妻は、
召使のような存在であった。
彼女は男の為に一生懸命働いた。
その存在を忘れられるほどの関係で、
雑に使われることも度々あった。
ある日、
長者は遠い国へ行くように王様から命令が下った。
逆らうことが出来ない男は
一緒に行ってくれるよう願い頼んだ。
一人目の妻は、
「残念ながら一緒に行くことはできません。」と言い
二人目の妻も、
「ここでお見送りさせて頂きます」とこたえ
三番目の妻は、
「願わくば一緒にお供をしたいのですが、
それは叶いません。」と断りました。
そして、
四番目の妻は、
「わかりました。一緒に参ります。」
と、男と共に旅立った。
このお話は寓話です。
人生の最後の場面
「この世の旅立ち」を表している話とされています。
1番目の妻は「肉体」であり、
2番目の妻は「財産やお金」
3番目は「家族や友人」
4番目の妻は「心」や「魂」を表しています。
自分自身の「心」は
日々、多くのことに囚われ
後回しにされてしまいがちです。
この話では
自分の人生での充実感は
「自分を「大切」にしていくこと」
だと、語り掛けているように思います。
いつも
あなたが幸せになる為に
一生懸命に働いてくれている
自分自身の「心」
自分に対する思いやりに気づき
OKを出してあげることで
より人生を肯定的なものに出来るのかもしれませんね。
この2月
バレンタインデーの機会に
自分自身の為に一生懸命頑張っている
「心」や「スピリット」に
「感謝」してみる時間も良いかもしれません。
今月もご覧いただきありがとうございます。
§§
今月のおすすめ本は
自己肯定感アップ
簡単に家で出来るワークブックをご紹介します。
是非興味のある人は実践してみて下さい。
自分をゆったりできる
安心する場所や人を確保していきましょう。
どんな人でも日々生きていると様々な出来事に出会います。
その事柄の中には受け入れがたいものも出て来ます。
そうした時にどのようにしたら自分を肯定し続け、
前に進めるのかについての実践的本のご紹介です。
自己肯定感アップセミナーは3月から3回に渡り行います。
こころのライティング―
書いていやす回復ワークブック
つらい経験について考え、感じたことを紙に書
く。これだけで、あなたの心と身体の健康はみ
るみる回復し改善します。この本は、アメリカ
のもっとも著名な心理学者によって書かれたも
のです。本書では,直接書き込むことのできる、
短期間で有効なライティング法を指導していま
す。ライティング演習の後では、あなたは周囲
の世界に強い価値を見いだし、逆境にあっても
人生の良い面を見ることができるようになります。
書くだけで人生が変わる嫌なことノート―仕事、自分、家庭、人間関係… (日本語) 単行本 – 2011/3/1
嫌なことノート普及委員会 (著)
●「嫌なこと」を書きだすだけで、
あなたの「嫌なこと」がみるみる消えていく
●ストレスや怒りもなくなり、
仕事も人生もうまくいく
●松下幸之助も、ユニクロも、
牛角も、トヨタも、実は「嫌なこと」を経営にも活用していたと言われるノート。
「嫌なこと」は存在する。
でも嫌なことは何より嫌
だから、「嫌なこと」とうまく付き合うことがとても大切です。
「嫌なことノート」は、
あなたが遭遇したり、感じたりした
「嫌なこと」を毎日書き続けていくだけのノート術です。
その日あった嫌なことをまず書き、それに対する対策を書く。
たったそれだけで、
嘘のように、ネガティブな感情とうまく付き合えるようになると言われるノートです。