第38回 暑中お見舞い申し上げます
今の時代は便利になり、
こうやってメールで手紙が届き沢山の情報を得る事ができるのですが、
逆な面から見ると手書きでの手紙のやりとりが少なくなってきました。
暑中見舞いや年賀状、幼い頃は書くのも
もらうのも楽しかった記憶があります。
こんな時代だからこそ、手書きで書いてもらうと有難くも思います。
そして今日は「書くこと」が人に与える影響を書いてみたいと思います。
手紙を書く時は
「何を書こうか・・・」
「どのように書こうか・・・」と左脳が動きます。
そして、思いやイメージしていくことで右脳が動き、
手を動かし、見て、書いていくことで触覚や視覚を使っていきます。
左脳、右脳、五感を使うことが始まります。
脳自体が鋭敏になります。
文字だけではなく、
「絵」なども同じことが脳で起こってきますね。
脳を鍛えたい方は是非行ってほしい行動のひとつでもあります。
武将が大切にした直筆で書く礼儀
知っている方もいると思いますが、
伊達政宗はとても手紙を大切にした方です。
現在の日本に残っている武将の手書きの手紙は
織田信長3通
豊臣秀吉25通
徳川家康120通
伊達政宗1300通
だそうです。
代筆を頼んでいた武将もいたようですが、
正宗は自らが書く事を重んじ、マナーを大切にしたそうです。
そして、ユーモアに富んだ方と手紙から読み取れるそうです。
ネットなどで検索してみるとその様子が分かります。
手書きで書くというのは、
「相手に読む気になってもらえる」
そして、
「想いが伝えられる」という利点があります。
今、この時代だからこそ、手書きでの手紙喜ばれるかもしれませんね。
暑中見舞い、そして贈り物の時など、
機会があれば書いてみたらいかがでしょうか?