人脈は必要? 逆説的な考え方から気づくこと


第26回

 

人脈は必要?不要?

 

誰しも、人脈は必要、そう思っていると思います。

つながりから世界が広がり

より動きやすく

また、自分の夢の礎にもなりそうですよね?

 

しかし

今日は「人脈」について逆説的な考えについて書いてみます。

 

 

 

メルマガでは何度も書いたように

人は、必ず、「叶えたい状態、望む状態」があります。

 

美味しいものが食べたい、旅行に行きたい、彼氏、彼女が欲しい、痩せたい

好きな仕事につきたい、会社を持ちたい、静かな所で暮らしたい

毎日をイキイキして過ごしたい、美しくなりたい、等など

ライフスタイルや友人関係、健康面、そして金銭面についての

望む事ってありますよね?

人によってすぐに叶うものもあれば、時間がかかる事もあると思います。

 

まず、叶う、叶わないは一旦置いておき、欲しい状態、願う状態をイメージし

それが叶った時の状態を、頭で想像し、

それをすでに得た状態を臨場感たっぷりに感じ

何を聞き、わくわくする感覚があるのか?

 

一度はそんな経験をされた人も多いのではないかと思います。

 

叶った最高の状態、ビジョンをパズルの「絵」のように置き変えてみる事は

実はとても

大切な事だという事は様々な本などで紹介されています。

 

絵を飾ったり、自分でキャンパスに描いてみたりすることで

「脳」や「潜在意識」での曖昧な状態が

イメージしたものを「見える化」するので

意識しはじめ動きやすく、

引き寄せも起こしやすくなる、そんな理由があげられます。

 

 

 

そして、その「夢」「得たい状態」を

イメージした後は

具体的に知る為に、手に入れる為に

行動をしていく次の一歩、ステップに進みますが

 

 

「その為に何が必要なのか?」

 

 そんな質問をすると

 

「人脈」という事を言われる方が多いように思います。

 

他には「自信」「知識」「経験」「お金」「時間」などがあげられます。

 

 

私自身も「人脈」「知識」「経験」「自信」は大切だと思いますが、

逆にそうでもないと思う事もあります。

 

今回は少し違う視点での「人脈」についてです。

 

         

 

目標を達成する為の逆説的な考え方とは?

 

 

目標を達成しにくい人の特徴として(逆説的な考え方)

 

1.広い人脈を持っている人

2.知識や経験を豊富にもっている

3.自信のある人(自己肯定感が高い人)

 

 

 

このようなことを

成功している人は考えているのを

ご存じでしたか?

 

ちょっと意外ではないでしょうか?

 

 

今日はまず

 

1.の広い人脈を持っている人についてです。

 

①広い人脈を持っている人が

成功しにく理由と言われる逆説的な考え方

 

 

 

成功する為、望む事を達成する為に、人脈を広げたいと願う人達がいます。

 

「人脈」を増やすと自分の夢や目標に向かうのが

容易になると考えているのでしょう。

「人脈を増やしたい人」は

今、「人脈が無い(足りない)」

そう考えているとも言えます。

 

自分の目標を持ち、それに伴い必要要素(リソース)と考えているようです。

「人脈が必要だ」と、様々な自己啓発場所や、セミナーで、

もしくは学生時代に聞いた事があるのではないかと思います。

 

勉強会やセミナーでたくさんの方と出会い、名刺交換等、

トライしてきた方も多いと思います。異業種の人とも交流を持ち、

何かあった時に力を貸してもらう、

それが自分の目的や目標、成功の条件だと思っている方も多く、

それもまた大切な事だと思います。

何かあれば、メールをひとつ送れば、

また電話ひとつですぐ相談にのってくれ助けてくれる、有難いですよね。

 

すでに役に立った経験がある方も多いかもしれませんね

 

 

今、すでに、そういう人達がいれば、

「あなた」が何かを築き上げていたのかもしれません。

 

 

では

 

「今ある人脈はどうして手に入れましたか?」

 

★お互いの利益の為に築いた関係なのか?

 

★あなたに魅力があり、相手の人が「あなた」を必要としているか?

 

★あなたを信頼しているのか?

 

★あなたが価値を提供しているから成り立っているのか?

 

 

いずれにしても、沢山の人と繋がれているのは、

自分自身の大切にしている価値あるもの、「価値観」が働いています。

 

沢山の人とのつながりがもしあれば、

たくさんの「価値観」とつながっていると言えます。

 

もし、人脈をつくっていて、

すでに自分の夢の為の役に立っているのであれば、

もう、あなたはある程度の成功をされていると思います。

 

「あなたが信頼」できる状態をつくりだしている

 

とも、言えるでしょう。

 

 

ただ、

満足していない

上手くいってない

 

誰もあまり助けてくれない

 

そんな状態であるのならば

自分の価値観を大切にしているわけではなくて、

 

相手の「価値観」を重視し、つながっている関係かもしれません。

 

考え方ややり方を変える時期に来ているでしょう。

 

 

本来の願い、目標、目的を持ち、尊重、信頼で

作り上げた人脈はとても大切なものとなりますが、

相手の価値観を優先してきて、

広い人脈を持ってきている人は、要注意です。

 

 

なぜならば、あなたが目標設定し「夢の自己実現」に向かい行動すると、

 

その人達との価値観のギャップが起こり始めてきて、

 

違和感や不一致感が起こってくる可能性が高くなります。

 

いざとなると

 

残念ながら

 

応援してくれません

 

今までどんな事を頼まれても「イエス」「そうですね」と

言ってきたあなたが

 

全く別の意見や行動を示すと

 

「反感」を持ち、「反発」「対立」してくる可能性が高くなるからです。

 

「あなたらしくない」

「あなたはこういう人」

「あなたはみんなを支えなければ」

「せっかく助言をしたのに」など

多くの人たちに同じような言葉をかけられ、

本来の望む状態を達成できない可能性があります。

 

あなたはいつも「OK」の人だったのに

ある日突然、

その友人が「NO」をあなたに示したら、

どうなるか?を想像してみると

少し理解できるかもしれませんね?

 

 

私の周りの方にも

ものすごく知り合いが多く

たくさんの友人も多い方がいますが

 

自分の大切にしている「価値観」で繋がっていない状態で

相手の「価値観」を尊重してきているので、

 

八方美人的な要素がつくられているように伝わります。

 

何か決めても

誰かは必ず「NO」を言い

中には「YES」も言ってくれる人もいるのですが

イメージでつくられた「あなたらしさ」での

つながりなので、

逆にどちらも選べない状態に陥る可能性があります。

 

★★★

 

そして、もうひとつは

たくさんの人脈あり、多くの友人がいる方は

それぞれの方の意見を聞く事になります。

 

それぞれがある程度の実績や経験を経ているので

どれもその人達の考えには「正しさ」があります。

 

この事から

たくさんの選択肢が増えてしまい

どれを選んで良いのか

分からなくなります。

 

 

★★

 

 

目標や目的を「コミット」する重要性が書かれた本もありますが、

人脈が広い人、友人の多い方は、

逆に「コミット」せず、静かに目標達成に向かい行動しなさい

という成功者がいるのも納得できます。

 

逆に「信頼関係」が築かれた

人脈や友人は

あなたの「選択」を尊重してくれることでしょう。

 

 

 

§§

 

人脈が少ない、友人、知人が少ない

 

そう思っている方は

 

見方を変えると

 

周りからの

 

抵抗が少ないという事になります。

 

(逆説的な一部分の面の可能性です)

 

 

 

 

実際に、

 

 

「以前失敗しているので、○○さんに止められる」

「誰にも本音で話が出来ない」

「自分の夢を話せる人がいない」

「私が弱音を吐くような人と思ってない」

このような話を聞く事があります。

 

 

 

また「信頼関係」を優先し関係性を築き上げている人は、

 

「他人の考えを満たす為」というより、

 

人との支え合いは不可欠と考え

 

自然な関係性と捉え

 

人間関係に違和感を感じていません。

 

要は、「信頼」が持てるのか?そうでないか?

尊重しているのか?そうでないか?

 

が、重要とも言えます。

 

 

 

いくらスキルや能力が高くても

 

応援してくれる人がいなければ

 

寂しいと感じるかもしれません。

 

自分がより「やりたいこと」

 

夢や得たい状態に向かい

 

自分を磨き、進んでいくことをしていくと

 

必ず、

 

「自分以外の人の力が不可欠だ」

ということに気づき

 

本当に大切なのは身近な人たちとの関係性だと

 

気づき信頼を築く機会と捉え

 

次に

必要とする「人」と

つながりのステージに進め

人生で役にたつ人脈づくりを可能にするのだと思います。

 

 

 

いきなりとてつもない人脈、著名な友人を得たとしても

自分に本来の蓄積した実力が備わっていなければ

見抜かれ

ただの「知り合い」で終わってしまいますし

お互いの都合を優先した

利害関係だけの付き合いとなり

長続きしない関係性にもなりかねません。

 

 

§§

 

 

逆説的な考え方から

 

「人脈」という本来の意味の底辺を覗いてみると

 

まずは、

 

身近な人から

しっかりとした「人間関係」を築いていくことで

1年後には

しっかりとした「つながり」ができ

 

世界観が広がり

実際に活かせる

「必要な人脈」を手に入れているのかもしれませんね

 

★★★

 

 

今回は

目標を達成しにくい人の特徴として(逆説的な考え方)の

 

1.広い人脈を持っている人

 

 

について書いてみましたが、

 

次回は、2、3の

 

2・経験や知識の豊富な人

 

そして、

3・自信のある人(自己肯定感)

 

が目標を達成しにくい逆説的な考え方について

 

続きを書きたいと思います。

 

 

 

8月も

より良い月となりますように

 

 

長文、読んで頂きありがとうございます。