一旦気持ちをフラットに

「折れない力、折れても回復する力って?」どうするの?

 

『気持ちをフラットに』

 

レジリエンス思考に!

 

家の大掃除、断捨離なども行いすっきりした状態で、いつもフレッシュに過ごしたい方も

多いのではないでしょうか?

そして、もちろん気持ちも「心」もすっきりさせていきたいですね!

 

生活の中で、日々の行動、責任、関係性は避けられないもの

前に進んでいるからこそ色々な事を体験し、

ストレスやネガテイブな感情を抱くのは

誰しもあります。

 

今回は一人で出来る、ストレス感情、ネガテイブ感情を変化させていく

質問、考え方をシェアします。

 

どんなに輝いている人も、

どんなにイキイキしている人も、

いつも元気に活動している人も、

ストレス0、ネガテイブ0という事は

残念ながらありません。

 

が、

 

日々様々な事が起こりながらも

笑顔で前に進んでいる人も

周りにいるのではないでしょうか?

 

 

それは

『レジリエンス』思考の違いかもしれません

 

今回はレジリエンス思考を取り入れ

プラスでもマイナスでもなく

ありのままを受け入れ

前向きな状態にしていく方法を伝えて行きます。

 

 

折れない力、折れても回復する力

止めない力、止めてもリスタートする力

抵抗しても負けてしまう、負けてもリトライする力

持っていたいと思いませんか?

 

レジリエンス的思考の持ち主

 

ソフトバンクを築いた孫正義さん

アップル社を築いたスティーブ・ジョブス

ガンジー等

偉人・賢人が多いとされますが

実は

このような力は人には

誰でもあり、鍛えていく事で

生かす事が可能になります。

 

このレジリエンスは

心理学的用語で用いられる

『回復力のある人』

 

「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」等の

自発的治癒力を意味します。

 

 

レジリエンスには沢山の方法があるとされます。

一般的に言われているのが、

「本を読む」

「尊敬する人を真似ていく、モデリング」

「呼吸法」

「瞑想法」

「マインドフルネス法」などがあげられています。

 

今日はそれとは別の方法のひとつ、ご自分で出来る方法をご紹介します。

是非、一度行ってみて下さい。

ご自身だけで無理という方はご友人と行ってみる事をお勧めします。

 

感情には様々な種類がありますが、マイナス感情は「恐れ」につながり、

本来ご自身が行きたい方向を止めてしまう事があります。

ここで、回復力、抵抗力、復元力、耐久力が

必要になります。

 

 

そして、レジリエンス思考の人は、

今起こっている状態を逃げず、向き合う事を行っています。

 

何か嫌な事があっても、問題が起こっても

愚痴を言ったり

お酒を飲んだり

または自分だけで考えてすぎてしまい悩む・・・

そんな経験をした方も

いらっしゃると思います

 

この方法も

悪い訳ではないのですが、

 

愚痴を言ってもその状態が変わる訳なく、

そしてお酒を飲んでも、一人で悩んでも

一時は収まるかもしれませんが

また同じ事の繰り返しだったり

解決に至ってないかもしれません。

 

§

 

どのように輝き、楽しんでいる人も

強くいつも元気でいる人も

人は人、

必ず、「不快」や「嫌」や「理不尽」という場面に

遭遇しています。

 

ネガティブな事を一切考えず前にた進むという考え方では無く、

見方を変え、頭、身体、両方で受け止め

まず、エネルギーのバランスをフラットにしていきます。

 

 

自分自身が静かな場所で行ってみて下さい。

ご自身で無理だと思った場合は、コーチ、カウンセラー、セラピスト、または信頼できる人に行ってもらって下さい。ただ、その場合、ジャッジ

(その人の判断が入らない方をお勧めします。)

 

大きな呼吸を意識しながら行ってください。

 

1・私(あなた)は今、何を感じていますか?

 

2・何が原因で「このように」感じていますか?

 

3・この気持ちは「今」私(あなた)に何を教えようとしてくれていますか?

 

4・どんな影響を周りに与えているでしょうか? 

 

5・その為に何が出来なくなっていますか?脱出したいですか?

 

6・何があればこの状態から脱出できると思いますか?

 

7・自分が望む感情や考えを手に入れる事が出来るとしたら、私(あなた)自身が何を意識する事によって、どのような気持ちになりますか?

 

8・今、このネガテイブ・ストレス状態が、良い事や良い面があるとしたら、どのような事ですか?5つ程考え、声に出してみて下さい。

 

※ここでは「良い事」は無いと言いきられる方が多いですが、

必ず良い面があります。

 

この質問を重点的に行うとバランスが取れてきます。

 

9・ではあなたは本来、どのように生きていきたいのでしょうか?

 

コインに裏と表があるように、ネガティブな感情の中には実はポジティブな事も含まれています。本来ならコインを投げた場合のように、2つの側面が同時に起きているにも関わらず、一方だけを受け入れて他方を避けたい、避けられるという考え方から生まれた幻想を抱いている状態です。

 

 

§マイナス感情§

 

「私は何をやってもダメだ」、等、否定的な感情があったとします。

そして、それには起こった原因があります。

では、この恩恵は何か?

に焦点をあてて行きます。

 

この感情を持った出来事、例えば、仕事で失敗し、

上司に「お前はダメだ」と言われたとします。

この出来事での恩恵をあげて行きます。

 

返報性の法則があり、自分が放っている事は良い事でも悪い事でも

自分に戻ってきます。

 

返報性の法則

 

・好意の返報性:こちらが良いものを放てば、

良いものを受け取る

 

  • 敵意の返報性:こちらが敵意を放てば、敵意を受け取る

 

  • 譲歩の返報性:こちらが相手に譲歩すれば、他の譲歩の機会が訪れる

 

  • 自己開示の返報性:こちらが自己開示をしたら、

  • 周りも同じ程度の自己開示をしてくれる

 

 

 

怒りでも、悲しみでも、否定的なものはとくに恩恵を考え、

エネルギーを変え、受け取るものを変えていく事が大切です。

 

『恩恵を考える』

 

例えば、「お前はダメだ」と言われた言葉にとらわれているならば・・

 

 

①この人は私に期待してくれていたのだ。

(自分には出来ると信じてくれていた)

 

②確かに言ってくれるのは有難いが、言い方はあまり賛成出来ない、

私が上司の立場になったら伝え方を大切にする、という事を学んだ。

 

③「お前はダメだ」と言われた事で、

あまり頑張らなくても良い事に気づいた。

 

④今回失敗した事を何年か後でなく、「今」知っておいて良かった。

 

⑤周りの人(友人知人)からの言葉が有難かった。

 

⑥家族の暖かさ、大切さがより分かった。

 

このように、ストレス感情でも、ネガティブな感情でも起こった出来事に対し

恩恵(良い面)に焦点をあてていく事で少しエネルギーが変わっていきます。

このエネルギーを変える事が非常に大切です。

 

小石を湖に投げると

水面に波紋が広がっていくように

このパターンを知っていくと

少しずつ、欲しいエネルギーを投げると

波紋のように自分の人生にも

広がっていきます。

 

 

 

『成長度を確認する』

 

昨年の今頃と今年の「今」とどちらの自分が好きですか?良いと思いますか?

 

昨年の方が良かったと感じる方は是非、自分と向き合ってください。

 

過去に生きている、または過去に囚われている可能性があります。

過去の囚われている事に意識を向け

「恩恵」を考える事をお勧めします。

 

そして今年の方が良かったと感じる方は

成長していると思って大丈夫です。

更に「今」を感じ

自分の望むもの、ことを心に刻んでいってください。

 

新しい年に向かいイメージや計画を

更に成長すると自信を持ってください。

 

今の積み重ねが未来を作ります。

 

そして今、どのような状態であっても必ず人は

より良く変化していく事が出来ます。

 

 

筋トレをすれば

鍛えられるように

 

人には柔軟に対応する力の源が

備わっています。

 

そしてそれは磨けば磨くほど

鍛えれば鍛える程

輝き、強くなっていきます。

 

考え方、そして言葉、行動から習慣化する、どんなに小さな事柄でもきっと

何年後には、変化が始まります。